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健康診断

健康診断の種類

定期健康診断

定期健康診断は、年に一度実施され、個々の健康状態を確認し、潜在的な病気を早期に発見することを目的としています。また、労働安全衛生に関する基準に基づき、勤務環境の安全性や衛生面の問題を評価することが可能です。ご希望に応じて、当日検査結果を説明いたします。

雇用時健康診断

雇用時健康診断は、新たに雇用された労働者に対して、事業者が義務として行う健康診断です。ご希望に応じて当日の結果の説明や生活習慣改善のアドバイスも行っています。

企業健診

当院では、雇用時健康診断や定期健康診断を含む、企業ごとのニーズに応じた様々な健康診断を提供しています。

特殊健康診断

特定の有害物質や作業環境に従事する労働者を対象に行う健康診断で、化学物質や騒音、振動といったリスクがある職場で義務付けられています。
内容によって、当院で行えない場合もございますのでお問い合わせください。

生活習慣病健診

高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の早期発見を目的とした健康診断です。基本的な血液検査や尿検査、身長・体重・血圧に加え、心電図やレントゲン検査、肝機能検査も行います。主に企業で実施されます。
胃の検査など当院で行えない項目もございますので、ご希望の際はお問い合わせください。

特定健診(特定健康診査)

40~74歳の公的医療保険加入者を対象に、生活習慣病、特にメタボリックシンドロームの予防と早期発見を目的として行います。メタボリックシンドロームに関連する項目(腹囲測定、血糖値、脂質検査、血圧測定など)を重点的に検査します。各健康保険組合や市町村が主導する公的制度です。


健康診断を受けることをおすすめする方

  • 自分の健康状態を確認したい
  • 生活習慣病が心配
  • 喫煙している
  • 飲酒量が多い
  • 体重増加または減少が気になる
  • 健康寿命を延ばしたい
  • 病気の早期発見・早期治療をしたい

など


健康診断前日の食事で気を付けること

消化に良い食事

脂肪分が多い食事や、消化に時間がかかる食べ物は避けることが重要です。特に揚げ物や濃い味付けの料理は消化不良を起こす可能性があります。代わりに、白米やお粥、野菜スープなど、軽めの食事が適しています。これにより、胃腸の負担が軽減され、検査に影響を与えにくくなります。

アルコールとカフェインの節制

健康診断前日は、アルコール飲料を控えることが推奨されます。アルコールは肝機能や血圧に影響を及ぼし、検査結果を不正確にする可能性があります。また、カフェインを含む飲料(コーヒー、エナジードリンクなど)も避けるべきです。カフェインは心拍数を上げることがあり、血圧測定に影響を与えることがあります。

水分補給

健康診断の前日には、脱水を防ぐために十分な水分を摂取することが大切です。特に血液検査を受ける場合、水分を十分に摂取することで血液の採取がスムーズに行えることがあります。ただし、飲みすぎて体内の水分バランスが崩れないように注意が必要です。

食事の時間に注意

健康診断の時間に合わせて、最後の食事は早めに摂ることをおすすめします。血液検査の際は、可能であれば食事から10時間以上あけて採血を行うことで、空腹時の正しい結果を得ることができます。


健康診断におすすめの服装

健康診断を受けられる際は、検査をスムーズに行える服装がおすすめです。血圧測定など検査時に動きやすい、伸縮性のある、余裕のある(ゆったりとした)服装が良いでしょう。また、心電図や血液検査などでは服をまくることがあります。簡単にまくることのできる、簡単に脱ぎ着できる服装もおすすめです。さらに、動きやすい履きなれたスニーカーなどを選択することもおすすめです。


当院の健康診断

下記の内容の健診を当院では行なっております。お身体に心配な点などございましたら、お気軽にご相談ください。

貧血健診

進行がゆっくりの場合は、貧血となってしまっていても体が慣れてしまい、自覚症状が乏しいことがあります。貧血が気になる方はご検討ください。

検査内容

血液検査で白血球、赤血球・ヘモグロビン、鉄の値を検査します。

費用

貧血健診  

生活習慣病健診

食事内容の偏りや運動不足で、生活習慣病がご心配な方はご相談ください。

検査内容

血液検査でコレステロール、中性脂肪、尿酸、血糖、ヘモグロビンA1cの採血、尿検査を行います。

費用

生活習慣病健診  

肝臓健診 (要予約)

お酒の飲み過ぎや、油物の食べ過ぎで肝臓が心配な方はご相談ください。
当院の超音波ではエラストグラフィ検査(肝硬度検査)により、肝臓の硬さ(線維化の程度、肝硬変に近づいているかどうか)を調べることができます。従来は、肝生検といって、肝臓に針を刺すという負担の大きい検査が必要でした、超音波では体に負担なく検査することができます。

検査内容

血液検査で肝機能検査、腹部超音波、エラストグラフィ検査(肝硬度検査)を行います。

費用

費用  

動脈硬化健診

生活習慣の乱れから、動脈硬化が心配な方はご検討ください。動脈硬化の進行は脳卒中や心筋梗塞のリスクになります。自覚症状がなくても、検査により動脈硬化のリスクになる病気発見の機会にもなります。

血圧脈波検査

ABI(足関節上腕血圧比)

足首と腕の血圧の比をみる検査です。通常、足首の血圧は腕よりやや高いですが、足の動脈に狭窄・閉塞があると血圧が低くでます。
閉塞性動脈硬化症などの動脈の病気の診断に役立ちます。

PWV(脈波伝達速度)

心臓からの押し出された血液による拍動(脈波)が、動脈を伝わる速さを見る検査です。動脈の硬さを見ることができます。この検査で血管年齢を調べることができます。

費用
費用  

頸動脈超音波 (要予約)

動脈硬化の程度を調べることができます。動脈の厚さやプラークの程度を検査し、動脈硬化の進行状況や、脳梗塞の危険性を確認することができます。

費用
費用  

心臓健診 (要予約)

日本では高齢化社会に伴い、「心不全パンデミック」となることが予測されており、早期発見、早期治療が重要です。ご自身の心臓の状態が気になる方は、ご相談ください。

検査内容

胸部レントゲンにて心臓の大きさを確認します。また、心電図にて不整脈などのチェックを行います。さらに、心臓超音波検査にて心臓の壁の厚さ、動き、弁の状態を検査します。

費用

費用  

肺健診

自覚症状はなくとも、喫煙量が多いなどで肺の状態が心配な方はご相談ください。

検査内容

胸部レントゲンにて肺の状態を確認するとともに、肺機能検査にて肺活量や息をはく力(1秒量)を検査します。

費用

費用